伊奈英次写真集:Emperor of Japan [写真家]
昨年、乃木坂のギャラリー・アートアンリミテッドで行われた
伊奈英次展で予約しておいた写真集「Emperor of Japan」を、先週引き取ってきた。
数年の歳月をかけ、8×10の大型カメラで、歴代124代の天皇陵を撮り切った伊奈英次氏に改めて敬服した。
写真集は天皇陵と、そこに至までの風景のカットで構成されている。
写真集の装丁、プリントクオリティーも抜群で、写真用手袋がないと見ることを憚るほどである。
伊奈英次展で予約しておいた写真集「Emperor of Japan」を、先週引き取ってきた。
数年の歳月をかけ、8×10の大型カメラで、歴代124代の天皇陵を撮り切った伊奈英次氏に改めて敬服した。
写真集は天皇陵と、そこに至までの風景のカットで構成されている。
写真集の装丁、プリントクオリティーも抜群で、写真用手袋がないと見ることを憚るほどである。
喫煙制限 [雑記]
神奈川県は、
勤務中の職員の喫煙を午前、午後の一本ずつに制限するそうで・・・。
県職員の喫煙者の方々はお気の毒です。
そういえばJRも駅ホームの喫煙所を来年3月で撤収するとか。
なぜか、スカイ・クロラの主人公の言葉が頭に焼きついている。
「煙草を吸わない上司は信用出来ない」という言葉が。
勤務中の職員の喫煙を午前、午後の一本ずつに制限するそうで・・・。
県職員の喫煙者の方々はお気の毒です。
そういえばJRも駅ホームの喫煙所を来年3月で撤収するとか。
なぜか、スカイ・クロラの主人公の言葉が頭に焼きついている。
「煙草を吸わない上司は信用出来ない」という言葉が。
写真展 Mt. Fuji [写真]
昨日、ニコンサロンで開かれてる石川直樹氏の写真展を見てきた。
富士山はプロ・アマ問わず写真として最も撮られている被写体といっても過言ではな
いだろう。
それだけに富士山を撮影し世に出すからには、相当の覚悟の上での決断のはずである。
が、どうしたものか何も心に響かなかった。
藤原新也氏の写真集「俗界富士」を見た時のような感情の高ぶりはまるでなく、ご本人
がいたが問いかけすらせず、早々に会場を後にした。
初期の写真を見て感化されただけに、落胆は大きく、酒場で酒をかっくらってから帰路
についた。
明日、もう一度足を運んでみよう。
富士山はプロ・アマ問わず写真として最も撮られている被写体といっても過言ではな
いだろう。
それだけに富士山を撮影し世に出すからには、相当の覚悟の上での決断のはずである。
が、どうしたものか何も心に響かなかった。
藤原新也氏の写真集「俗界富士」を見た時のような感情の高ぶりはまるでなく、ご本人
がいたが問いかけすらせず、早々に会場を後にした。
初期の写真を見て感化されただけに、落胆は大きく、酒場で酒をかっくらってから帰路
についた。
明日、もう一度足を運んでみよう。
写真展 「光へファインプリントの探求」 [銀塩写真]
明日から一週間、有楽町交通会館の京セラ コンタックスサロン東京で、
ソーンシステム研究会の写真展がはじまる。
写真展の案内DMによると、23名の写真が展示されるようです。
中島秀雄氏の美しいプリントは必見である。
http://www.kyocera.co.jp/prdct/optical/salon/salon3.html
ソーンシステム研究会の写真展がはじまる。
写真展の案内DMによると、23名の写真が展示されるようです。
中島秀雄氏の美しいプリントは必見である。
http://www.kyocera.co.jp/prdct/optical/salon/salon3.html
写真展 [銀塩写真]
昨日、蒼穹舎ギャラリーとコニカミノルタプラザに行ってきた。
蒼穹舎ギャラリーの門井幸子氏の写真は地味であるが、
私にとって非常に示唆に富む写真だった。
ご本人がいらっしゃったので、写真集を購入しサインを
いただいた。
門井氏は人間の痕跡を印画紙に定着させる作業であるが
故に、主観や自我をできるだけ排除する方法に徹してい
るのではないかと思われる。
写真を見ていると、ジワリジワリとその場所の記憶が喚起される。
これはあくまで見た者の勝手なイメージなのだが。
コニカミノルタプラザは三人の方の写真展が開かれていた。
長谷川治胤氏の方法は、デービッド・フォコスに少し似ていると感じた。
ご本人と話したところ、4×5を使い長時間露光で撮影して、プリントはデジタルで
出しているそうです。
グレーがとても印象的で、心に残る写真だった。
宮嶋康彦氏写真展は河馬(カバ)、河馬、河馬、全て河馬である。
あれだけ多くの河馬を見たのは生まれて初めてだ。
20年以上撮り続けていらっしゃるということで、河馬への敬意に溢れる写真だった。
石本卓史氏の写真展はバングラディッシュの島々と、そこに生きる人々を記録した
ドキュメントで、タイトルは「脆弱なる大地」となっていた。
石本氏のやわらかい写真を見ていると、そこに暮らす人々、動物、植物などの一体感
というか、調和というか、運命共同体のようなものを感じ、その土地に根ざした生活
が素朴に平素に映し出されている。
蒼穹舎ギャラリーの門井幸子氏の写真は地味であるが、
私にとって非常に示唆に富む写真だった。
ご本人がいらっしゃったので、写真集を購入しサインを
いただいた。
門井氏は人間の痕跡を印画紙に定着させる作業であるが
故に、主観や自我をできるだけ排除する方法に徹してい
るのではないかと思われる。
写真を見ていると、ジワリジワリとその場所の記憶が喚起される。
これはあくまで見た者の勝手なイメージなのだが。
コニカミノルタプラザは三人の方の写真展が開かれていた。
長谷川治胤氏の方法は、デービッド・フォコスに少し似ていると感じた。
ご本人と話したところ、4×5を使い長時間露光で撮影して、プリントはデジタルで
出しているそうです。
グレーがとても印象的で、心に残る写真だった。
宮嶋康彦氏写真展は河馬(カバ)、河馬、河馬、全て河馬である。
あれだけ多くの河馬を見たのは生まれて初めてだ。
20年以上撮り続けていらっしゃるということで、河馬への敬意に溢れる写真だった。
石本卓史氏の写真展はバングラディッシュの島々と、そこに生きる人々を記録した
ドキュメントで、タイトルは「脆弱なる大地」となっていた。
石本氏のやわらかい写真を見ていると、そこに暮らす人々、動物、植物などの一体感
というか、調和というか、運命共同体のようなものを感じ、その土地に根ざした生活
が素朴に平素に映し出されている。
2008-11-15 [写真]
実はいつの時代だとて、末世でない時代はない。
どの時代にいようが、まさにその時代が末法の世であり、極悪の世である。
如何なる時代に住むとしても、これ以上の劣悪な時世があろうはずはない。
この意識なくして宗教は成り立たぬ。 ーーー柳宗悦、南無阿弥陀仏よりーーー
どの時代にいようが、まさにその時代が末法の世であり、極悪の世である。
如何なる時代に住むとしても、これ以上の劣悪な時世があろうはずはない。
この意識なくして宗教は成り立たぬ。 ーーー柳宗悦、南無阿弥陀仏よりーーー
雲の上の存在 [銀塩写真]
新正卓氏、井津建郎氏の写真集をみていると、
完膚無きまでに打ちのめされる。
目指すべき場所は遥かに遠い。
一歩一歩、歩を進めて行くしかないのだろう。
虫の鳴き声が心を癒してくれる。
完膚無きまでに打ちのめされる。
目指すべき場所は遥かに遠い。
一歩一歩、歩を進めて行くしかないのだろう。
虫の鳴き声が心を癒してくれる。